30代からの妊活ブログ不妊治療を知る

30代の働きながらの妊活ブログ。神戸ARTレディスクリニックでの不妊検査済み。今のところは自然に…妊娠できればと

セックスレスサポートアイテムの成分など

先日はセックスレスについて、あるトラブルが

発生し、ブログに書きました。

shinwo.hatenablog.com

日本人はまだまだタブーが多いですよね。

夫婦生活、セックスという単語、

実生活の中ではそうそう口にできるものではありません。

でも、今ではインターネットという便利な媒体がありますから、

夫婦生活に悩むご夫婦が多いこと、

セックスレス問題がこの国に蔓延していることを、

認識なさっている方は少なくないはずです。

 

かくいう私も、セックスレス問題の当事者です!

 

セックスレス解消のために、

夫婦生活の問題点を洗い出し、ひとつひとつクリア

していきたいと思っています。

今回は性交痛の緩和や、気分を盛り上げるのに使えるアイテム、

「潤滑ゼリー」について書きたいと思います。

 

セックスレスのアイテム潤滑ゼリー

私自身こういったアイテムに詳しくなく、

必要に迫られて基本情報を調べるところから始めました。

 

我が家のセックスレスは性交痛が一因です。

何か痛みを和らげるサポートアイテムがあったらいいな、

と神戸ARTレディスクリニックで医師に相談したところ、

「潤滑ゼリー」なるものを教えていただいたのがきっかけです。

実際の商品を買ってみようとドラッグストアに行くと、

商品棚には潤滑ゼリーのほかにローション、

ラブオイルなどが混然一体と並んでいたのです。

予備知識がなくてはどれがいいのかもわかりませんよね。

まずは「潤滑ゼリー」「ローション」「オイル」の

違いから解説します。

 

潤滑ゼリー、ローション、オイルは目的が異なる

それぞれ目的の異なるアイテムです。

「潤滑ゼリー」は性交痛を和らげるためのアイテムです。

膣内に入っても問題ないように作られているので、

女性が安心して使えるのはこのタイプです。

「ローション」「オイル」は膣内以外の場所に

塗って楽しむものです。

基本的に、膣内に入れるように作られていないので、

「潤滑ゼリー」と区別して使い分けるようにしましょう。

「潤滑ゼリー」は膣内に入っても大丈夫、

「ローション」「オイル」は膣内に入ると危険、

と覚えておくといいかと思います。

 

ローションが膣内に入ってしまったらどうなる?

ドラッグストアの売り場に行ってみると、

セックスの助けになるようなアイテムは

片隅にひっそりと陳列されています。

それぞれに詳しい解説などありません。

購入する人のほとんどがササッとやってきて、

サッと「いつもの」商品をつかんで、

人目につかないようにササッと去っていきます。

 

スタッフの皆様も気を遣うのか、

この商品棚の付近にはあまり近づきませんし、

解説がないから、「潤滑ゼリー」と「ローション」の

違いなんてその場ではわかりません。

「潤滑ゼリー」も「ローション」も

大して変わらないのではないか、

身体に塗って使うアイテムなのだから、

「ローション」が膣に入ってしまっても

それほど問題はないのではないか、と私は疑問に感じました。

「潤滑ゼリー」と「ローション」の

成分を確認してみたところ、「ローション」には

「潤滑ゼリー」には使われていない成分が表示されています。

その名も「ポリアクリル酸Na」、

おむつなどに使われている「吸水性ポリマー」と

言ったらお判りいただけるでしょうか?

 

「ポリアクリル酸Na」は体内に吸収されません。

そして、膣内に入り込んだらその場に吸着し、

雑菌の温床になってしまう可能性があるのです。

夫婦生活に刺激を与えるスパイスとしての

「ローション」は魅力的ですが、

女性にとっては危険でもあるということを

ぜひ覚えておきたいところです。

 

潤滑ゼリーにも種類がある

肝心の「潤滑ゼリー」の種類について解説します。

「潤滑ゼリー」という分類に限っても、

さらに複数のタイプが存在します。

使用感がぐっと違ってきますので、

あなたとパートナーの好みに合うものを選ぶために

基本的なところを押さえておきましょう。

 

一番目は私のおすすめでもある「水性タイプ」です。

ウォーターベースで保湿剤などを添加したタイプで、

体液に近い成分構成となっています。

ただし、そのほかのタイプに比べて乾きやすく、

乾いたときにぽろぽろとダマになってまとわりつくのが苦手、

という人もいらっしゃるようです。

私もこの点は理解できます。

ただ、膣内に入ったものはそうそう乾かないので、

自然に排出されるところは安心感があります。

それでも不安な方はビデで洗い流すといいでしょう。

とはいえ、妊娠したい方は性交後に膣内を洗浄しては

台無しですよね。

よくよく成分をチェックして、

膣内に入れても大丈夫だと信頼できるもの

選ぶことが大事なのではないでしょうか?

 

二番目は「シリコンベース」です。

シリコンベースの潤滑ゼリーで、

乾きにくいところが特徴です。

膣内より入り口のほうが痛いという方に

向いているのだとか。

このタイプ、私は使ったことがないので何とも言えませんが、

長時間楽しみたい方におすすめだそうです。

 

三番目は「オイルベース」です。

オイルを主剤にした潤滑ゼリーで、

乾きにくさとヌルヌル感が特徴です。

残念ながらこちらも私、使ったことがありません!

でも長時間乾かない特性を考えると、

私が求める潤滑ゼリーはこのタイプなのかも、

と思いました。

「シリコンベース」と「オイルベース」は、

コンドームやラブトイとの相性が悪いのでご注意ください。

また、男性側の性交痛の対策として

コンドームを使ったという声、

コンドームと潤滑ゼリーを使ったという声がありますが、

コンドームの中に潤滑ゼリーを使うと

脱落の原因になるようです。

 

潤滑ゼリーを使った後の注意点

潤滑ゼリーの中にはほとんど水!

という商品もあります。

でも、どんなに体液に近づけても、

本物の体液とはやはり別物です。

「洗い流さなくて大丈夫」と保証されているもの以外は、

使った後にしっかり洗いがなすようにしましょう。