30代からの妊活ブログ不妊治療を知る

30代の働きながらの妊活ブログ。神戸ARTレディスクリニックでの不妊検査済み。今のところは自然に…妊娠できればと

妊活中のセックスレス問題

セックスレス問題について

 

最近、やはりこれは不妊症の話題として避けては通れないのかもしれない、

と思うようになったテーマがあります。

 

セックスレス」です。

 

私は自分の夫婦関係には問題がない、

というスタンスでこれまで不妊治療関連の話題を発信してきました。

でも、悩みは次々に出てくるもので……

 

日本人の意識が変わればいいのにな。

生理の話題をタブー視する男性の意識を変えたいな。

性の話題を嫌がる日本人の社会通念を変えたいな。

私が情報を発信することで、誰かひとりでも何かしら

気付きを得てくれたらいいのにな。

 

そんな思いがありました。

 

でも、私自身が「夫婦間のトラブルは公の話題にするべきではない」

という固定観念で、大事な情報を封鎖していたことに

考えが至ったのです。

私たち夫婦はいま、セックスレスです。

夫婦で「子どもがほしい」と認識を共有していて、

不妊治療に取り組んでいるのに、それでもなお、

気が付いた時にはセックスレスでした。

 

このこと自体が悲しくて、恥ずかしくて、

自分自身の悩みだからこそ、ひとに話すべきではない、

話題にするべきではないと、無意識に避けてきました。

 

セックスレスの話題を解禁しようと思ったきっかけ

セックスレスなんて恥ずかしい、誰にも話せない、

どうして自分だけこんな思いをしなければならないの?

 

一緒に不妊治療しようと同意したはずなのに、

なぜ夫は無責任に自分の役目を放棄して平気でいられるのか、

なぜ私だけ苦しまなければならないのか。

 

悩みに集中して考えれば考えるほど落ち込んでいくのに、

子どもはひとりじゃできないのに、私が追い詰められるほど

夫は無関心になっていくように見える、

こんな夫婦関係、続ける意味あるの?

 

セックスレスに対する凝り固まった姿勢から

解放されたきっかけは、ある人との会話でした。

「うちもそうですよ」

のたったひとことで、パッと目の前が開けました。

 

家庭環境も、セックスレスの原因も、

きっと細部を見ればすべて違うのだろうとは思いますが、

さまざまな事情がひとりひとりを押し流し、

各々がたどり着いた場所で、

私と彼女が同じ問題を抱えているということ。

それが、少し視野を広げるだけで、日本各地で多発しているのだ!

と思いました。

そしてさらに気付きました。

これこそ、私が嫌だった日本人の社会通念だったのでは?

 

私が変えたかった「性の話題をタブー視する日本人の意識」

「社会通念」「恥の認識」その殻だったのでは?

私もまたその殻に閉じこもっていたのでは?

 

私たち夫婦はセックスレスです、

と公言することにまだ戸惑いはあります。

それに、セックスレスだということ自体、考えようとすると、

胸の中の柔らかい部分にやすりをかけられるような、

鉛を押し込まれたような、重くしつこい痛みを感じます。

 

でももう恥だとは思わないことにします。

 

「夫婦間のトラブルを外に漏らすべきではない」

「家庭の問題は過程で処理すべき」と刷り込まれた考え方、

これが固定観念なのだと、そして、固定観念を打ち破るなら今だと、

そう思うからです。

 

セックスレスに悩んでいらっしゃる方、

どうしようもなく苦しくて、それなのに夫が何の助けにもならなくて

追い込まれていらっしゃる方、そのことを誰かに相談してみてください。

 

家族でも、友人でも、あるいはレディスクリニックの

医師や看護師でも。

「私もそうだよ」「あなただけじゃないよ」という共感は癒しになります。

 

解決策を一緒に考えてくれるひと、一緒に悩んでくれるひとがいれば、

支えになります。

 

セックスレスの相談の場

ここまで読んで、「誰かに相談してみようかな」と

いう気持ちになってくださった方、あなたに感謝申し上げます。

一歩踏み出す準備ができたあなたは

日本で暮らす仲間のひとり、変化の証ですから。

 

「誰かに相談してみようかな」

「だけど、身近な人にはセックスレスのことを知られたくない」

「誰に相談していいかわからない」

「具体的なアドバイスが欲しい」

 

そういう場合に、レディスクリニックは

理にかなった相談先なのかなと思います。

とりわけ、不妊治療を専門とするレディスクリニックでは、

夫婦生活に関する相談も数多く集まるものですから、

医師、看護師はきっとあなたと一緒に解決策を考えてくれるはず!

 

私が信頼するレディスクリニック、神戸ARTレディスクリニックでも、

夫婦生活の問題と、セックスの回数、頻度を重視しています。

男性医師も在籍しているせいか、男性側の事情にも理解があります。

セックスレスは男性と女性のすれ違いによって

起こるケースが少なくありません。男性側の意見は参考になるはずです。

 

これから不定期ですが、セックスレスについては継続して

原因や打開策について検討していきたいと思っています。

友人、知人からもなるべく話を聞いたりして、

私と夫のケースについても、少しずつまとめていくつもりです。

セックスレス問題については「セックス」というワードが

頻出することをご了承ください。