無症状のクラミジア感染症と不妊
不妊にもつながるクラミジア感染症
について取り上げられている番組でした。
不妊の原因として有名だそうです。
粘膜の接触で感染し、膣から支給、
卵管、骨盤内へと上行感染して炎症が広がり、
卵管や卵管周辺、卵管采周辺に癒着を引き起こし、
不妊となります。
卵管が閉塞していなくても、
子宮内膜に炎症があるだけでも
卵子の着床が成立せず、妊娠困難となります。
妊娠できても、流産、早産、死産や、
母子感染のリスクが立ちはだかります。
90%は自覚症状がないまま症状が進行します。
ひとりでも男性との性的接触があれば、
考えてちょうどいいくらいでしょう。
相手を信用するかどうか、愛しているかどうかは、
この際、問題ではありません。
早期発見、早期治療をしたいところです。
クラミジア感染症の原因
う細菌を原因菌とする性感染症です。
性器だけでなく、粘膜ならどこでも
クラミジアの温床になります。
そのため、オーラルセックスでも感染します。
男性の場合は尿道のかゆみ、排尿時の痛み、
尿道から膿が出てくるなどのサインがあります。
ただし、自覚症状が皆無のケースも多いので、
注意が必要です。
女性の場合、無症状のケースがほとんどです。
おりものの量や色、においの変化、
不正出血、下腹部痛などがまれに見られます。
とはいえ、女性は毎月の生理で下腹部痛を
「あたりまえ」と認識してしまうことも多く、
はっきりとした手掛かりとまでは言えないのかも…
卵管因子の不妊症のうち、60%以上が
クラミジア感染症が母子感染すると…
赤ちゃんは肺炎や結膜炎で
苦しむことになるかもしれません。
出産時に産道の粘膜や、羊水を通して
・新生児封入体結膜炎
・肺炎
新生児の肺炎は、生後2週間から4か月程度に
症状が現れる傾向があるので、退院後の観察が重要です。
適切な治療を行いさえすれば治ります。
きちんと検査し、もし妊娠時に感染していた
恐れがあるなら、子供の様子をしっかり
観察するように。
新生児封入体結膜炎については、
生後1週間前後にまぶたの腫れ、
結膜のブツブツが生じ、
膿状の「めやに」が大量に出始めたら、
危険サインかもしれません。
自分ももし、無症状だった場合、
その場合には、やはり事前検査をして
かかっていたのかどうかを知っておきたいなと思いました。