30代からの妊活ブログ不妊治療を知る

30代の働きながらの妊活ブログ。神戸ARTレディスクリニックでの不妊検査済み。今のところは自然に…妊娠できればと

不妊治療のクリニック、予約が取りにくくなった?

不妊治療の保険適用が始まって、

あと少しで1年、産婦人科からは患者が増えた、

患者からは、病院が込み合って予約が取りにくくなった、

など、悲喜こもごもの声が聞こえるようになりました。

 

以前からクリニックの予約が取れない!

必要な時に処置を受けられない!

検査を受けられない!

どうしたらいいの!!

 

という切実な悩みを抱える方は多かったはずです。

それが、保険適用の影響で新規参入が増え、

問題が顕在化したように思います。

 

不妊治療を受けている方にとって、

クリニックの予約が取りにくいというのは

大変大きな問題で…

皆様はどのように対策しているのか、気になったので調べてみました。

 

予約が取れない、その対策とは

 

「仕事、辞めちゃいました」

これは思い切ったな~と感じる反面、

致し方なく、という事情もあるようです。

 

実際に多いのが、職場の理解が得られず

辞職に追い込まれたというケースです。

企業人がよく言うセリフ、というか、

実際に私が耳にしたセリフなのですが……

 

「生理とか、月経とか、そういう言葉自体聞きたくない。

そういう話をするなら出てって」

「生理痛がつらいっていうなら職場に来ないでほしい。

それで休むなら辞めるべき」

不妊治療っていうけど、

仕事に影響するならどっちかはあきらめるべき」

 

これ、男性だけが言ったセリフじゃありません。

うっかり聞いてしまった時、ぞっとしたことを覚えています。

 

何歳まで、と期間を定めて不妊治療に専念する

という判断をなさった女性、少なくないようです。

 

「雇用形態を変更した」

社員をやめてパートの形態で働くようになった

という声も目立ちます。

ネット調査によると、

不妊治療のために退職した人は16%

雇用形態を変更した人は8%とのことです。

 

病院が混雑していて、

予約が取れないという壁を乗り越えるために、

患者の立場でできることって

これくらいなのかもしれないですね。

 

できるならキャンセル予約枠も利用する

 

私の知る神戸ARTレディスクリニックも

大変予約が取りにくい不妊治療クリニックです。

「先生に指定された日に予約がいっぱいで取れないけど、

どうしたらいいですか?」

という質問に、このような回答がありました。

「前日夜の12時まではキャンセルによる予約枠が

開く場合がございますので、WEB予約ページをご確認ください」

 

で、予約が取れない場合は当日の受付で、

順番制での診察になるそうです。

 

診察を担当する医師を選べないから、

できれば予約を取りたいというのが

女性の気持ちでしょう。

でも、当日受付でも受け入れてくれるなら、

まだ救いがあるというもの、なのかもしれませんよ

なかには完全予約制を徹底しているクリニックもありますから。

 

クリニック側も大変らしい

不妊治療を行っているレディスクリニックでは、

診察時間外の医師の業務がものすごく大量なのだそうです。

とある医師のブログに、

診察時間外の業務が多すぎて患者との会話に

時間をかける余裕がないとの記載がありました。

そのせいで患者からの苦情がたびたびあって、

医師も心苦しく思っているけど、

予想以上の患者の増加で手が回らない、

丁寧に説明する余裕すら失いつつあると、

苦しい状況を語っていました。

ちなみに、広島県のレディスクリニックの医師です。

気になる方はブログを探してみてください。

 

完全予約制を徹底しているレディスクリニックもありますが、

その理由が理解できたような気がします。

 

予約が取れないけど医師を指定して受診したい

複数の医師が診察を担当するレディスクリニックでは、

当日受付では医師を選べない場合がしばしばです。

私も実際にそういったクリニックで何度もお世話になっていますが。

女性医師を指名したい、

いつもの医師にお願いしたいなど、

事情がある方は、事前に電話で相談しておくのも1つです。

伝えておくだけでも違いがあるかも!

スケジュール次第の運次第ですが、

予約の隙間にねじ込んでくれる場合もあります。