30代からの妊活ブログ不妊治療を知る

30代の働きながらの妊活ブログ。神戸ARTレディスクリニックでの不妊検査済み。今のところは自然に…妊娠できればと

不妊治療クリニックを味方に。卵巣機能不全とは?

産婦人科、レディスクリニックに忌避感を持つ女性は

少なくないと思います。

かく言う私もそのひとり!

若いころは年上のひとから診察の体験談を聞くばかりで、

内診(膣の内側の触診)の話を聞いて震え上がっていました。

男性と縁遠い生活だったせいもあるでしょうが、

男性医師に内診されるなんて考えられない!

診察を受ける姿勢もあり得ない!絶対いや!と、

強烈に思い込んでいました。

 

でも、結婚して30歳をすぎ、自分と夫が不妊症なのかも?

と思うようになってからは、レディスクリニックに対する

感情が変わってきました。

私たちが不妊症で苦しんでいるとき、助けてくれるのは

レディスクリニック(産婦人科)だということが

やっと理解できたからです。

 

実際にレディスクリニックを受診して、

てきぱきとした医師の対応、ご自分の流産経験まで

教えてくださったスタッフの方の親身な対応に、

これまで私がどれほどひどい偏見で彼らを

誤解していたのか思い知った次第です。

 

さて、そんな気持ちを綴ったところで今回は

不妊のクリニックの情報を見て調べてみた

「卵巣機能不全」についてです。

 

卵巣機能不全と言われました。どんな治療をするのですか?

という女性の質問に対し、不妊クリニックの先生の回答は…

卵巣機能不全という言葉は一般的には排卵障害全般を指して

使われることが多いようです。

視床下部、下垂体、卵巣の障害のすべてを含むので、

卵巣そのものが悪いとは限りません。

卵巣に卵があるのか、ないのかで治療法は変わってきます。

 

 

私の知る神戸ARTレディスクリニックを参考にしてみました。

卵巣機能不全の治療の流れです。

卵巣機能不全の状態がなぜ起こっているのか、

原因を突き止めるために、まずは排卵の有無やホルモンの働きを

測るために基礎体温表を作成します。

 

排卵した後に黄体ができ、卵巣からプロゲステロンという

ホルモン物質が放出されます。

プロゲステロンは妊娠に適した環境を作るためのホルモンで、

これによって基礎体温が上がるのです。

つまり、体温の推移で排卵の有無がある程度判定できるというわけです。

最初の受診時に2ヶ月程度の基礎体温表を用意しておけば、

次のステップにサクサク進めます。

 

  • 基礎体温がはっきりしない時→血液検査へ:ホルモン値で排卵の有無を確認します。

              →超音波検査へ:画像検査で排卵の有無を確認します。

 

  • 卵がある場合

卵巣に卵があるのに排卵が起きないケースでは、排卵誘発剤排卵を促します。

あるいは、卵があるのに「黄体化非破裂細胞」などで

排卵が起きない場合には、体外受精の適応になるとのことです。

 

  • 卵がない場合

原因に応じて治療します。

例えば、女性ホルモン欠乏の場合は女性ホルモンの投与で

卵の成長を促す、多嚢胞性卵巣症候群PCO)の場合は

投薬治療か手術療法で原因を取り除き、

排卵できる卵巣の状態に回復させるなどです。

年齢を原因とする無排卵の場合にも、

神戸ARTレディスクリニックではホルモン療法を提供しているそうです。

 

  • ホルモン異常・その他

ホルモン異常、甲状腺機能低下症、肥満、ダイエットなどの

影響で正常な排卵が起きない場合もあります。

 

大切なことは、人それぞれの身体の状況をしっかり見極め、

適切な治療内容を選択することなのですが…

自分一人では判断できないことや

不安なことは、頼れるクリニックを味方につけて

おきたいものです。