30代からの妊活ブログ不妊治療を知る

30代の働きながらの妊活ブログ。妊娠、不妊、不妊治療のことを知る。

顕微授精、体外受精の安全性、障害が生まれてくる子の可能性

不妊治療のクリニックでは、

簡単な質問をしたら怒られるのではないか。

どんな診察や治療をされるのかわからない。

そんな風に思っていらっしゃる方もいらっしゃるようです。

私自身、何度か行くこともあり

HPの情報も参考にしているのですが…

もっと気軽に相談できて、ちょっとした不安でも

頼れる存在なのかなとも思い始めていたりするのですが…

今回は、ネットにでていた情報から思ったこと

書いていきたいと思います。

 

  • 顕微授精、体外受精の安全性についての質問

顕微授精、体外受精の安全性について教えてください。

顕微授精や体外受精を行った場合に、

子どもが障害を持って生まれてくる可能性は、

自然妊娠の場合に比べて高いということはないのでしょうか?

  • 医師の回答

顕微授精、体外受精で子どもの障害などが

増えることはないようです。

ベルギーのグループによる報告では体外受精、顕微授精を

受けて生まれた子どもと、そうでない子、

300人以上を比較して障害などの確率に違いはなかったとしています。

 

ここでご紹介した回答は神戸ARTレディスクリニックの医師によるものですが

この回答について少し補足します。

まず、顕微授精、体外受精の安全性と、

これらの治療によって生まれた子どもが障害を持っている確率に関しては、

研究者によってさまざまな見解があるようです。

 

  • オーストラリアの場合

1994年から2002年までに生まれた子どもたちを8年間追跡調査したところ、

体外受精で生まれた子どもの方がわずかに知的障害を持って

生まれてくるリスクが増加したという報告があったそうです。

 

順天堂大学医学部産婦人科産婦人科専門医によると、

オーストラリアでは複数の胚移植を同時に行う方式が中心であり、

多胎妊娠が頻繁に起こっているとのことで、

知的障害のリスクが高くなってきたのは

むしろ多胎妊娠の影響なのではないかとしています。

 

神戸ARTレディスクリニックの医師も今回ご紹介した

質問者様に対して、多胎妊娠のリスクを指摘していました。

不妊治療の進め方次第では、自然妊娠に比べて

どうしても多胎妊娠の頻度が高くなります。

 

多胎妊娠は早産に直結し、早産は障害に

直結するというわけです。

体外受精、顕微授精の問題ではなく、

多胎妊娠を引き起こす方法で胚移植を行っている状況こそ

改善するべきかと思いました。

 

  • オランダの場合

1980年から2001年の間に不妊治療を受けた

女性から生まれた子どもたちを約20年間追跡調査したところ、

231名の子供ががんを発症しました。

そのうち体外受精で生まれた子ども、

自然妊娠で生まれた子ども、いずれも小児がんの発症率に

差はなかったそうです。

 

ここまで、体外受精、顕微授精に対して積極的な医師の見解です。

 

ただ、一般の方から見ると偏った自然のようにも思えたので、

反対の意見を出している医師の言葉もご紹介します。

 

ご自身が不妊治療を検討していらっしゃる場合には、

いい意見だけでなく、耳が痛い意見もある程度は

参考にするべきだと思うからです。

「いやだな」「聞きたくないな」

そう感じた方は、ここでこのページを閉じてください。

 

自然妊娠が難しいこと時代が先天性異常のリスクを高める可能性がある

体外受精の歴史はわずか40年程度で、

まだまだ十分なデータが集まっているとは言えない治療法です。

そのためいずれも確証のある意見ではなく、

あくまで可能性だと思って聞いてください。

 

自然妊娠が難しい、「不妊であること」そのものが、

子の先天性異常のリスクを高める可能性がある、

と指摘する医師もいます。

 

根拠として取り上げられているのは上記の「オーストラリアの場合」の論文で、

この医師が注目したのは知的障害の倍率でした。

 

自然妊娠に比べて体外受精による出生児の知的障害の

倍率は1.07倍、顕微授精による出生児の知的障害の倍率は1.57倍。

不妊症の障害の度合いが高いほど、

生まれてくる子供の知的障害の確率が高くなっているというのです。

 

直接こちらの医師の意見を確認したい方は

下記アドレスをクリックしてご覧ください。

https://phoenix-art.jp/news_213