30代からの妊活ブログ不妊治療を知る

30代の働きながらの妊活ブログ。妊娠、不妊、不妊治療のことを知る。

コロナや戦争による不妊治療の影響は…

2022年2月24日、ロシアはウクライナへの

軍事侵攻を開始しました。

あれから1ヶ月あまり、市街地には犠牲となった

市民の死体が無造作に転がり、葬られることさえなく、

いまだに続く攻撃にさらされ続けているといいます。

 

日本がこの戦争に無関係だと思う方、いらっしゃるでしょうか?

 

特に、不妊治療を受けていらっしゃる方、

この戦争があなたの日常にどんな影響をおよぼす可能性があるか、

想像できるでしょうか?

世界情勢のなりゆき次第で、日本の医療現場は

大きなダメージを負う可能性があります。

当然、高度生殖補助医療(ART)、つまり不妊治療の提供体制も同様です。

 

医療現場にふりかかる戦争の影響

新型コロナウィルス感染症の流行が始まってから、

不妊治療の計画に狂いが生じたというケースが

徐々に増えていきましたよね。

人々の命を直接脅かす新型コロナウィルスの脅威に対して、

不妊治療は患者自身の命にかかわらない

「不要不急」と処理されてしまったからです。

この新型コロナウィルス感染症のワクチンは、

日本ではアメリカとイギリスから輸入しています。

 

次に、先進医療は専用の医療機器を必要とするケースが多く、

その専用の医療機器は治療法の

開発国による取り扱いがほとんどです。

実際、私の知っている神戸ARTレディスクリニックで

体外受精の際に用いられる「顕微鏡付インキュベーター」という設備は

オーストラリア産だそうです。

そのほか、顕微鏡下で受精させた受精卵の培養に必要な

「培養器」や「培養液」も海外産で、

なおかつ「培養器」などは患者一人に対して一台必要という

輸入頻度になっています。

これら輸入品の価格は、戦争の当事国と

日本の関係性に関わらずどんどん値上がりしていくでしょう。

というのも、大規模な戦争が起これば

石油が必ず値上がりするからです。

産油国としては値下げする理由がないわけですから、

今後の石油価格のさらなる上昇は

間違いないと考えられます。

 

日本では体外受精(顕微授精)の保険適用化が

はじまろうとしていますよね。

 

しかし、治療にかかる設備や機器の原価が高くなれば、

治療費も高くなります。

国庫が吸収しきれないほど保険費の支出が

大きくなったとしたら、患者負担の割合を

見直す事態になる可能性もあるでしょう。

 

さらに、北方領土問題という火種を抱えた

日本とロシアのあいだに直接的な紛争が起こった場合も

考えておく必要があるかと思います。考えたくもないですけれども。

日本とロシアは海をはさんだ隣の国です。

異なる社会制度を敷いた、近くて遠い隣人なのです。

 

ニュースの聞き方について注意すべきこと

ウクライナ情勢は日々深刻化の一途をたどっています。

日本国内で耳にするニュースは、

昨日「ロシアの侵攻が続いています」と言ったかと思えば、

翌日には「停戦協議が行われる見通しです」と言い、

次の日には「停戦協議は難航しています」

「ロシア国内ではプロパガンダが行われている模様」

と言ったり、さらに次の日には破壊された市街地や、

避難した市民にクローズアップしてみたりと、

“視聴者を引き付ける”手法で

繰り出されているように思います。

 

日本人は“戦争を知らない”世代が中心世代となり、

教育改革の名のもとに、子どもたちが学ぶ教科書からは

反戦の柱になる文字が少しずつ少しずつ、

いつの間にか削り取られてきました。

 

ニュースは必ず発信者の意思が介在しているということです。

 

悪いニュースを聞くと不安な気持ちになりますよね?

その後に希望を持たせるニュースを聞けば、期待を抱きます。

その翌日に期待を裏切るニュースが流れれば、

不安はよりいっそう大きくなります。

現在、日本で行われているテレビ報道は

そうした様相を見せています。

これは、”市民“の心を揺さぶるひとつの手法です。

不安と希望のあいだでの振れ幅が大きくなると

心の隙が生まれます。そうなると、

分かりやすく導いてくれる人が現れた時に

影響を受けやすくなるのです。

……つまり、日本でも一種のプロパガンダ

行われている証拠と言えるのではないでしょうか。

 

ロシアによるウクライナ侵攻で真っ先に犠牲になったのは誰でしたか?

子どもたちが通う学校、子どもが生まれる病院、

それらの施設が爆撃されたのは、最も効果的な攻撃だからです。

偶然などではありえません。

不妊治療は平和のうえに成り立つ医療です。

 

いま私たちに何ができるのか。

未来のためにあなたができることは何なのか。

何を見て、何を信じて、誰に向かってその考えを主張するべきなのか。

多角的な視点を持つようにしたいなと私は思います。